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スワディスタナ・チャクラ SWADHISTANA CHAKRA

水;感情的なアイデンティティ。尾骨、および生殖器に位置している2番目のチャクラで、水の要素=感情とセクシュアリティに関連。それは感覚、欲望、刺激 や動きを通して私達と他をつなぐもの。このチャクラは流動、優美、感じや感覚の深さ、性的な達成、および変化を受け入れる能力を私たちにもたらす。スワ ディスタナ・チャクラは私たちの精神的(メンタル)な印象、または前世やすべてのカルマからのサムスカーラの倉庫で、現在のサダカ(sadhaka)にお いて沢山の困難を目覚ますものでもある。大きな感情と混乱が過去の経験から沸きあがり、それらの起源をたどるのは不可能である。 このチャクラを安全に動かすために適切なガイドを持つことが重要。 不敵と根性、強い意志はこの旅路にとっての偉大な友である。

“サダカが欲望というのは、1,000回生まれ変わっても決して満たされることがないものだということを理解しているなら、クンダリニーは比較的速くスワ ディスタナを通り抜けることができる。” *サダカ=修行者
-スワミ・サチャナンダ・サラスワティ
意味 : 自己の家、自己が住むところ、(自分の元の住居・自分=クンダリニー/本山)
    位置 : 尾骶骨(仙椎の1番目から3番目あたり・本山)
内分泌腺の関係 : 睾丸、卵巣
    タットヴァTatva (要素) : アパナ、水(身体の中の水っぽい物質の原子すべてを支える)
    コーシャKosha : プラナマヤ pranamaya
    感覚 : 味
    色 : 赤オレンジ
サイキック(精神的・超自然的・心霊的)経験 : 真っ暗闇、無意識
音の振動 : フルートの音楽的な音
願望 : 家族、出産、性的な衝動、幻想。

「このチャクラは感覚とセクシュアリティ・性的関心に関するチャクラです。 それが開いているとき、感覚や感情は自由に湧き出て、過剰感情的にならずに、あなたの気持ちが表現されます。あなたは愛情行為にオープンで、情熱的で、活 気がある場合があります。セクシュアリティ・性的関心や性的行動に対処することに全く問題ありません。
あなたが、かたくて、非感情的・理知的だったり、「ポーカーフェース」を持つ傾向があるなら、このチャクラは活動が低下しているということです。 あなたは人に対してあまりオープンではありません。逆にこのチャクラが過剰に活発な場合、あなたは常に絶えず感情的である傾向があります。 あなたは人に対して感情的に執着していると感じ、そして、非常に性的である場合があります。」                        -エワル ド・ベーカー(Ewald Berkers)

「自分の個性の中で自分で理解することのできない部分があると感じたり、自分の内面が繋がっているというより、分裂していると感じたり、自分の言動が矛盾 していると感じる人がいます。それらはスワディスタナの活動が不安定だということを示しています。」                                -本山 博

    グナ Guna: タマスtamas(シティsthiti -休止状態、不活性、惰性的)
    シンボル: 6つの赤い花弁と地球を包囲する水によって囲まれた青い三日月。
マントラ Mantra: ビージ・マントラ(Bijan Mantra)のヴァム(vam)を反復、このチャクラに関連する不安を取り除く。各花弁には、サンスクリット語の文字(bam、bham、mam、 yam、lam、ram)
神: ヴィシュヌ-正しい生の保護者の化身。
     ラキニ・シャクティ(Rakini Shakti)-- 現世の芸術と音楽へのインスピレーション
動物:  わに—ビージ・マントラVamの乗り物。感覚的であって、扱いにくい。
 
(参考:ブログより) スワディスタナ・チャクラ (SWADHISTANA CHAKRA)
要素:水、感情的な個
エナジーの種類:感情、感覚、欲望、欲求と直結したエナジー
位置:尾てい骨の根元
このチャクラが目覚めていなかったり、コントロールが出来ていない時、場合や人は、欲求や欲望が強かったり、コントロールできなかったりするという態度に あらわれる。食べること、性的なことそうした自分の感情や欲求に直結した欲望に行動がコントロールされてしまっている状態など。



スワディスタナ・チャクラで理解することが大事なのは感情や感覚、欲望と直結したエナジーです。気持ちのアップダウンや、味覚、嬉しい、悲しいとかという センス=感覚と直結しています。

*無意識のチャクラ・・・本山

 例えばチョコレートケーキを目の前にして、「これは美味しいものだった」と覚えていること、その記憶と感情が結びついて、「美味しそう」、 「食べたい」と思うこと、その欲望を引き起こすエナジーがこのスワディスタナ・チャクラにあります。
感覚→記憶と結びついて→欲望、そういう意味での感覚と欲望のエナジー。
感覚と欲望といったときに、性的感覚、性的欲望が一番強いものとして人間が持っている。人間のいろいろな感覚や欲望を支配していることが多い。この性的な 感覚や欲望自体が悪いものではないけれど、私たちの行動の上でこれらの感覚と欲望に支配されている間、様々な意味での私たちの成長が妨げられているという ことはいえます。もっとあの感覚を欲しい、味わいたいという欲望、性的な欲望を満たすことによってばかり行動することが多い場合、あるいは嫌悪してしまっ ている場合にはそこのところで成長が妨げられているということがいえます。そういう意味でこのスワディスタナ・チャクラはとても大事。

 ほとんどの人間はスワディスタナかマニプラ、もしくはムラダラ・チャクラの発達の部分に留まっているといえる。 誰しもがそのうちのどれかの 発達を経たり、経験をしていることはある意味当然で、防衛本能が働く時期、性的な感覚が活発になる時期、自己をもっと認識する時期など発育課程で通ってき ているものともいえます。それらは発育段階でいろいろな時期があるのと同様、感覚をもっと敏感にしていくとまたそこで一つ一つ出会うものだということも出 来ます。ただ、多くの人はそれらをうまくコントロールできない、またはそれらをうまく乗り越えられないまま生きている場合が多いといえます。大事なことは それらをもう少し自分でコントロールしてもう少し成長した生き方をすることが出来るのではないか、ということです。
スワディスタナ・チャクラは私たちの生きている上でかなりの影響を与える感覚と欲望の原動力の貯蔵庫ともいえます。

 別の言葉で言えばスワディスタナ・チャクラはサムスカーラSamskarの貯蔵庫ともいわれています。サムスカーラは前世、現世両方を含めた これまでの様々な記憶、無意識な部分に埋め込まれた記憶の事を指します。そのサムスカーラによって私たちの様々な感覚は決定付けられています。私たちの感 覚を包み込むベールのようなもの、その溜まる場所がスワディスタナ・チャクラです。

これまでのお話でも触れましたが、スワディスタナ・チャクラは感覚・感情・欲望などのエナジー、それからサムスカーラの貯蔵庫ともいわれます。このチャク ラを扱うときに大事なことは自分の中で欲望や感情が高まったり、過去の記憶(怒り、悲しみなど)が何かの形で沸き起こったりということがありえます。特に 欲望に関しては私達の生命と直結した食欲と性欲の2つが一番顕著にあらわれやすいともいえます。
そのときにその沸き起こってきた感情や欲望を見てみぬふりをしたり、押し込めないこと!ちゃんと敏感に自分の欲望の動きを観察しましょう。観察することと 判断を下すことは同じではありません。観察を出来るだけ敏感にしてあげるけれどあくまでも客観的に、自分が「自分に対しての証人」になったつもりでとにか く観察を続けること。そのときに「こんな自分ではだめだ」とか、「この欲望はよくない」と判断を下したりしないことが大切です。勿論常識の範囲で高価なも のを衝動的に買うことなんかの欲望は気をつけてあげなくてはなりませんが出てきた欲望を押し込めてしまっては折角開く意味がありません。

スワディスタナ・チャクラの場所を確認
ムラダラ・チャクラの場合はチャクラの場所は1つの点でしたがスワディスタナ・チャクラの場合はクシェトラム(=チャクラのための扉、体の前面)とチャク ラの場所が微妙に違う場所にあります。
スワディスタナ・チャクラは尾てい骨(背骨の一番下、最後の骨)から3センチくらい上に上がった場所の少し内側のあたりです。尾てい骨の場所がよく分から ないかも知れませんが、その部分を自分の指で押し、プレッシャーを感じられる部分がチャクラの場所。
そしてクシェトラムは体の前面お腹からずっと下がってきたところにある骨を押したときに感じられる部分。
「スワディスタナ・チャクラに集中」といったときにはこの体の背面と前面(ほぼ同じ高さであることが分ります)両方から指で押したときに感じられる部分に 集中してみることを指します。

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特にスワディスタナ・チャクラは欲望や感情のエナジーの場所。それらの欲望を否定するのではなくあることを観察しつつ、自分と切り離すことをするために は、瞑想を練習することが有効です。

瞑想は、すなわち、常にいろいろな考え事をしている私たちの意識の動きを止めることです。常に後先のことを考えて生きている私たちの意識のままに毎日生き ていると、今ここに起こっている現実のことをどんどん見過ごしたまま夢見心地に一生過ぎてしまいます。そうではなく、今・ここに意識を集中させること、そ のことが出来てクンダリニー、シヴァ、シャクティがひとつになったとき、今見ている現実とは全く違った現実をちゃんと見てあげることが出来るようになりま す。

仏陀とか、悟りの境地に達した人たちは何がすごいのかというと、ちゃんと今・ここにある最大限の可能性を見ることが出来るところに達したということです。

 

VAM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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