東出シラール　紀子（ひがしでしらーる　のりこ）：1977年静岡生まれ。静大教育学部附属静岡小中学校時代から自由に学ぶ気風を培い、静岡城北高校国際 教養コース在学中にアメリカやオーストラリアタスマニア島への短期交換留学を経験したことで異文化に触れる楽しさを発見。山梨の都留文科大学の比較文化学 科では沢山のフィールドワーク調査を体験したり、バンドやアイスホッケーなど学生生活を楽しむ傍ら、休みごとに海外に一人旅に出かける。初めての一人旅は メキシコに始まり、ヨーロッパ～モロッコ、アジア諸国をとにかく旅してまわる。旅の中でタイ北部やラオスでアカ族というチベット･ビルマ語系の少数民族の 村に滞在したことがきっかけで彼らの文化に強く興味を持つ。それ以来大学と東京外語大大学院での文化人類学専攻に在学中、専らアカ族の村と日本を行き来 し、アカ族文化研究に励む。特にアカ語という文字の無い言葉を話す研究者が少ない中、アカ族の近代の文化変容やキリスト教への改宗などをテーマに調査を続 けた。
その後、そのままタイ・チェンマイにて少数民族の文化保存に取り組むNGOにて調査や通訳のアシスタントをし、後にそのNGOの代表を務める。NGOの運 営の傍ら国際会議や大学での講演や発表を数多く経験。
現在約8ヶ国語（日本語、英語、タイ語、北タイ語、アカ語、中国語、ラオ語、その他周辺の言語などとまもなくフランス系カナダ人の旦那さんの影響でフラン ス語も…）を話す。

2005年辺りから、自分の心身の健康が気にかかり、旦那さんのマリオの影響もあってヨガを通じて心身の成長に取り組むようになる。インドのいろいろなヨ ガの先生についたり、マリオの指導の下、約2年ヨガの勉強と練習を積み、2006年インドのケララ州にあるシバナンダ・ヨガの指導者の資格を取得。毎日自 宅のヨガスタヂオで旦那さんのマリオとともに日本の人たちへヨガを教えつつ、日本や自身について深く学んでいる毎日。2005年7月マリオとともに来日、 久々に日本の実家のある静岡県焼津市の両親の家に定住を始め、マリオと結婚。2007年9月マリオとの間に新しい命を出産予定。