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前屈のアサナ
(Forward Bending Asanas)
Text translate from asana, pranayama,
mudra bandha
Swami Satyananda Saraswati
Bihar School of Yoga, India
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一般的に前屈は、重力を利用して筋肉を伸ばすことに焦点をあてたグループといわれます。後屈は重力に頼らないで体を動かしますが、前屈のアサナは重力を利
用しながら余分な力や痛みを解放していきます。これは内側へ曲げる方法で、外側へ曲げたり後ろへ反らす動作を中和します。前屈では、胸部を圧縮して呼吸を
吐くことによってリラックスした状態へと促します。多くの人は運動を全くせずに座ったままでいることが多い生活をしているため、体はこわばり、前屈をする
ことができなくなってしまいます。都市での生活は、前屈のアサナをしにくくさせる、精神的な緊張と身体的なこわばりを促進させます。また、もうひとつの段
階では、前屈は会釈や謙遜することに関連しています。前屈ができないことは、堅苦しかったり傲慢だったり頑固な性格に関係しているのかもしれません。恐怖
感がある場合も前屈が出来にくくなります。人間は世界を見るために前を向いています。私達の後ろにある場所とは、かすかな音や匂いや感覚でただ定義付けら
れているだけで、それが何なのかは振り向いて確認しなければわからないため、中には絶え間なく背後から襲われることを恐れ、無意識に体を凍りつかせている
人たちもいます。前屈のアサナはこういったこわばりを解放していきます。前屈のアサナは背中の緊張をゆるめ、健康な状態を維持して活力を与えます。これら
の練習は背骨を本来の曲線と形へと動かして元の正しい位置に戻します。前屈のアサナを行っている間、それぞれの脊椎は分離して神経を刺激し、背骨の周りの
循環を改善して腱を強化します。そして一般的には体の内臓に、具体的には脳にも良い刺激を与えます。また、このグループのアサナは背中の筋肉を柔軟にして
強化し圧縮させるためにとても重要であり、肝臓や腎臓、膵臓や腸などの腹部にある内臓をマッサージし、足の筋肉と腱を伸ばします。
この本では、ほとんどの前屈のアサナは腰ではなく骨盤部分から曲げ始めるように述べています。骨盤から曲げることによって動きに柔軟性を与え、腹部により
強めの圧力をかけることができます。体の限界以上に曲げたりしようとせず、絶対に無理をしないで背中や腰に十分注意しながら行わなければなりません。筋肉
をリラックスし、体にかかる重力を受け入れ息をはきながら体を動かし、そうして定期的に練習していくとこわばった背中もだんだんと柔軟になっていきます。
ひとつひとつ順番に全ての前屈のアサナを行う必要はありません。まずは準備運動から始め、背中が柔軟になっていくにつれてだんだんと更に上級のアサナへと
進めていきます。背中や腰の調子が悪い人、背部痛や腰痛のある人はこれらの練習をする前に必ず医師に相談をするようにします。特に開脚をして座った状態で
前屈のアサナをやる場合は、尾骨を床につけるようにするよりも会陰部で座って行う方が良いでしょう。
座った状態で正しい姿勢を作るのには、両足を少しずつ開き、つま先を前方に向け両手を床と臀部の片側におきます。そして、両腕と両手を使って支えながらお
尻を床から徐々に上げ、下げるときに骨盤を前方へ傾けます。
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